車内エアコンの「外気循環」と「内気循環」は、それぞれ異なる状況で効果を発揮します。適切な使い分けで、より快適な車内環境を作ることができます。
外気循環
外気循環は、車外の空気を取り込みながら換気を行うモードです。
メリット:
車内の空気を新鮮に保ち、二酸化炭素濃度の上昇を防ぎます。
窓の曇りを取るのに効果的です(特に雨の日や寒い日)。
タバコや食べ物の臭いがこもるのを防ぎます。
使うべきシーン:
通常走行時
窓が曇ってきたとき
車内の換気をしたいとき
眠気を感じ始めたとき (新鮮な空気を取り込むことでリフレッシュ効果が期待できます)
内気循環
内気循環は、車内の空気を循環させるモードです。
メリット:
外気の粉塵、花粉、排ガスなどの侵入を防ぎます。
冷暖房の効率が良くなります(特に外気温と車内温度の差が大きい場合)。
使うべきシーン:
トンネル内や交通量の多い場所など、排ガスが多い場所を走行するとき
花粉の飛散が多い時期
PM2.5や黄砂が多いとき
冷暖房を早く効かせたいとき (ただし、長時間使用すると車内の空気の質が悪くなることがあります)
結論とアドバイス
基本的に、特別な理由がない限りは「外気循環」にしておくのがおすすめです。車内の空気を新鮮に保つことで、眠気を防ぎ、快適なドライブにつながります。